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2023.08.21

関東大震災から100年――有事の備えを万全に

目次

100年前の9月1日に発生した関東大震災

今からちょうど100年前の1923(大正12)年9月1日午前11時58分、神奈川県西部(深さ23㎞)を震源とするマグニチュード7.9の大地震(関東大震災)が発生。首都圏では、現在の震度7~6強に相当する激しい揺れに襲われ、全壊住宅は10万9,000棟余り、火災による焼失建物(全半壊後の焼失を含む)は21万2,000棟を上回り、死者・行方不明者合わせ10万5,000人余りという大惨事となりました。当時の東京市(現在の千代田区や港区、台東区など)では、お昼時という時間帯もあって同時多発的に各地で火災が発生し、その焼失面積は市全体の約4割を占めたと言われています(折しも、この日は帝国ホテル2代目本館=現在、愛知県犬山市の博物館明治村に展示中=の開業日で、各所に亀裂や傾斜などはあったものの、幸いなことに倒壊や火災の被害はありませんでした)。神社仏閣の被害も甚大で、神奈川県鎌倉市の鶴岡八幡宮では重さ121トンもの鎌倉大仏(写真上)が30㎝以上ズレ動いたそうです。

同年開園の都立多磨霊園では100周年記念事業を実施中日本初の公園墓地「都立多磨霊園」(府中市)は同じ1923年4月1日に開園しており(震災被害の詳細は不明)、本年4月より1年がかりで開園100周年記念事業が実施されています。過去100年間の写真で多磨霊園の歴史を振り返る公募企画「多磨霊園歴史ハンター」(9月30日㈯まで募集中)とその写真を展示する「多磨霊園写真展」などをはじめとして、第2期で「多磨霊園デジタルスタンプラリー」「クリーン大作戦」、第3期では「野鳥観察・墓所巡りツアー」「ミニシンポジウム」「サクラの植樹」など楽しい企画が多数予定されています。このうち多磨霊園写真展は、同霊園みたま堂休憩所をメイン会場として、近隣にある創業100年近い石材店の旧本館建物「culture house 148ゆめたま」が第2会場になっていますので、その建物から当時の雰囲気を感じ取ることもできるでしょう。