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葬祭・終活展に古墳型の樹木葬「古墳墓」登場!

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明治天皇の玄孫、竹田恒泰氏が古墳墓を考案

8月下旬、東京ビッグサイトで葬儀・埋葬・供養・相続などの終活産業に関する第10回「エンディング産業展」が開催されました。主催は東京博善㈱。本サイトを運営する全国石製品協同組合も後援団体に名を連ねています。台風10号の影響で西日本からの来場者は少なかったようですが、会期中は国内のみならず、海外(特に中国や韓国をはじめとするアジア)からも多数の来場がありました。地域特有の慣習やしきたりが多く、長い間、保守・閉鎖的・タブーとされてきた葬祭業界ですが、最近の終活ブームや消費者意識の変化なども手伝って、以前と比べると、かなり情報公開が進み、公然と明るい雰囲気で話題にできるようになりました。お墓に関しても、これまで主流だった和型(三段墓)は少数派となり、今は洋型やデザイン墓石などが人気です。また永代供養墓のほか、樹木葬や自動搬送式納骨堂(屋内墓所)、散骨、手元供養、自宅墓など、新たな供養のかたちが次々と登場しています。そうしたなか、本展示会で最も注目を集めたのが、古墳型の樹木葬「古墳墓」でした。しかも、その考案者は、旧皇族・竹田家の出身(父方のお墓は皇族専用の墓地にある上円下方墳)で、明治天皇の玄孫に当たる竹田恒泰氏(写真上)だったのです。

本物の古墳と同様、実在する「三種の神器」を復元して副葬

竹田氏が代表を務める㈱前方後円墳によると、古墳墓の形状は、前方後円墳のほか、八方墳や上円下方墳などがあり、用途(合葬・合祀墓、個人墓、家族墓)に合わせて、小さいもので1m四方、大きいものは墳丘長さ100m以上も築造可能。前方後円墳を例に挙げると、墳丘内部に永代祭祀墓(骨壷で1~2人用)の区画と、合祀墓(骨袋)が埋設されており、表面の芝生をめくって納骨します(参拝は鳥居をくぐった先にある祭壇で行ない、神社と同じ「2拝、2拍手、1拝」を基本とする)。古墳墓をつくる計画は、国内十数ヵ所にて進行中で、すでに2ヵ所(千葉県野田市と香川県高松市)で販売中です。「一般的な樹木葬は西洋式ですが、この古墳墓は純日本風の樹木葬として、複数の考古学者に協力を依頼して、当社が考案しました。本物の古墳と同様、実在する三種の神器(鏡・剣・勾玉)を忠実に復元して副葬します」と竹田氏。「現代に古墳文化を蘇らせたい」とも述べています。

現存する古墳は本州と四国、九州のみですが、今後、古墳墓が全国に広がれば、北海道や沖縄に初登場することになるかも知れません。

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