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埼玉・所沢で「体感型古代エジプト展」開催中

目次

本物が一つもない、最新映像と複製品による前代未聞の展示会

2021年7月12日付けの本コラムで、世界的な建築家・隈研吾氏が設計した、外壁全体が石材で覆われた角川武蔵野ミュージアム(埼玉県所沢市)の写真を掲載しましたが、同ミュージアムで今月7月1日から「体感型古代エジプト展 ツタンカーメンの青春」が開催されています。古代エジプトをはじめとする古代文明のほか、高僧、仏師などをテーマにした展示会は、本コラムで度々紹介していますが、それらと本展の決定的な違いは本物の発掘品・美術品が一つもないことです。展示されるのは、有名な黄金のマスクや玉座のほか、ツタンカーメンの王墓に納められていた副葬品のうち約130点を精巧に再現した、世界に3セットしかない「超複製品(スーパーレプリカ)」です。これが本物であればガラス越しや離れた場所から眺めることになりますが、本展ではそれらの秘宝を間近で目にすることができるのです。

ツタンカーメンの青春期を目・耳・体で追体験

会場内の大空間では、壁や床にプロジェクションマッピングを投影。古代エジプトの創生から神々の変遷をたどると共に、ツタンカーメン(わずか8~9歳で父から王位を継承し、19歳で亡くなったとされる)の生涯を目で耳で身体で感じられる仕掛けになっているほか、エジプトから門外不出となったツタンカーメンのマスクや厨子などの副葬品の数々が最新の映像技術で超大型スクリーンに映し出されます。また来場者は会場内に設置されたQRコードを読み込むことで、それら副葬品をモチーフとしたNFTカードを無料で持ち帰ることもできます。さらに連動企画として、専用のARアプリを使って、ミュージアムの建物横に実寸大のギザのピラミッドをAR表示させ、その大きさを体感できるコンテンツなども用意されています。

ミュージアムを設計した隈研吾氏も推薦(本展HPに推薦コメントあり)

隈研吾氏も、1965年(当時11歳)に上野で見た「ツタンカーメン展」でエジプト文明に興味を持ち、「それが建築家を目指すきっかけの一つだった」と振り返っています。、本展は11月20日㈪まで開催されますが(第1、3、5火曜日は休館)、多くの小・中・高校は7月21日㈮から8月末までが夏休みとなり、大混雑が予想されますので、ゆっくり鑑賞したい方は、それ以外の期間に見学されるとよいでしょう。詳細は同ミュージアム(TEL0570-017-396)または公式ホームページをご覧ください。