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2023.07.31

お墓はどうあるべきか…投稿欄に見る悩み相談

目次

今なお存在するお墓をめぐる女性の承継問題

少し前になりますが、今年7月5日付けの朝日新聞の投稿欄のテーマは「お墓」でした。ある女性(主婦、61歳)は、両親が眠るお墓があるのに、子供のいない自分は(死後、管理費を払う人がいなくなるので)承継できない規則になっていて「墓じまいして、両親の遺骨を園内の共同墓地に移し、自分もそこに入るしかない」と説明されたそうです。「お墓は、家族にとって大切な空間。そこに行けば親に会えるから建てるのであって、それを壊さなければならないのは理不尽だ」と訴えていました。死後事務委任契約という方法であれば、承継者がいなくてもお墓は維持できるはずですが、その選択肢が誰からも示されなかったのは残念でなりません。別の女性(保育士、45歳)は、余命宣告された母と姉の3人で相談しながら自宅近くにお墓を購入したエピソードを紹介。父とは離婚し、母方の実家のお墓も跡取り以外入れないという事情でした。そのため墓石に「〇〇家」と彫らず、漢詩から母をイメージした5文字を選んで彫ってもらったそうです。2ヵ月後に母は他界し、本人が希望するブルーの骨壺で眠っているとのことでした。お墓の承継問題(下線部分)は、基本的人権(男女平等)とも深く関わるだけに、業界全体で解決策を示し広める必要があるでしょう。

誰もが安心してお墓を所有・墓参できる世の中に

ある女性(社会福祉士、40歳)は、脳梗塞で介護療養中の母が樹木葬を希望したのは「周りに迷惑をかけたくない」という母らしい遠慮で「(いずれ合祀されるとしたら)寂しい」と語っていました。ある男性(農業、71歳)は、同居する叔母が障がい者で散骨を希望していたが、(本意ではないと判断し)自分の家の代々墓に納骨したこと。子宝に恵まれず樹木葬を希望していた姉夫婦にも自分の家(つまり姉の実家)のお墓に入ることを勧めたそうです。「家名にこだわらず、亡き人を敬い続けるほうがみな円満になる。これからは『墓じまい』ではなく、『墓集い』の発想を意識してはどうだろうか」と述べていました。ある女性(主婦、72歳)は、夫が希望する実家のお墓ではなく、子供たちと相談して都内の屋内墓所に納骨したことに後ろめたさを感じているが、(夫の実家の)墓じまいの見積り額が高額で躊躇しているとのことでした。投稿された皆さん、それぞれの立場や考え、家庭の事情などが複雑に絡んでいることがわかります。性別・国籍・身分を問わず、誰もがお墓を所有し、お参りし、いずれ自分も安心して眠れる、それが当然の権利として守られる世の中になってほしいものです。