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誰も見たことがない「三種の神器」とは?

目次

日本神話に登場する3種類の宝物

三種の神器(上想像図)は、日本神話の天孫降臨の場面で、アマテラス(天照大神)が天孫のニニギに授けた三種の宝物=八咫鏡(やたのかがみ)、天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ=草薙剣)、八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)=の総称で、古代より日本の歴代天皇がレガリア(正当な王位であることを証明・象徴する物品)として代々伝承してきました。平安時代の神道資料『古語拾遺』によると、崇神天皇の時、鏡と剣は宮廷外で祀られることになり(鏡は伊勢神宮内、剣は熱田神宮にそれぞれ神体として奉斎され、現存するとされる)、その形代が作られました。したがって、三種の神器のうち、宮廷内に実物があるのは八尺瓊勾玉のみで、残り2つは形代として、鏡は宮中三殿賢所に、剣は皇居・吹上御所の「剣璽の間」に安置されています。実物は非公開ですが、三種の神器を承継する「剣璽等承継の儀」は、今上天皇(第126代・徳仁天皇)の践祚(せんそ=天子の位を受け継ぐこと)の際にも執り行われました。しかし、天皇ご自身ですら、その実物を見たことはないそうです。

勾玉の語源は「曲がっている玉」に由来

勾玉は、もともと先史・古代の日本における装身具の一つで、祭祀に用いられることもあったようです。語源は「曲っている玉」に由来し、「曲玉」とも表記されます。武寧王陵など韓国内の王墓からも発掘されていますが、原材料が翡翠(硬玉と軟玉)であることから、日本から伝来されたものとされます(主要なアジアの産地は、日本とミャンマーに限られるため)。現在は、主にお守りとして流通していますが、沖縄では今でもノロ(祝女)の祭具として使用されています。

「ものづくり匠の祭典2023」は8月4日㈮から、東京国際フォーラムで

「ものづくり匠の技の祭典2023(主催=東京都)が8月4日㈮から6日㈰までの3日間、東京・丸の内の東京国際フォーラムで開催されます。今年の祭典サポーターは日替わりで、初日は昨年に続いて山之内すずさん(タレント・女優)、翌日は貴島明日香さん(モデル・女優)、最終日は山下幸輝さん(俳優)が登壇します。今年も東京都石工技能士会が出展し、さまざまな石製品の展示販売や実演のほか、勾玉の首飾りづくりの体験(対象5~10歳、保護者同伴、参加料500円、事前予約・当日受付)もありますので、親子で参加しましょう。そして日本が世界に誇る国内加工の素晴らしさをぜひご堪能ください。