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身近な故人だけでなく、全てのご先祖様を平等に

目次

第25回「フューネラルビジネスフェア2022」へ

冠婚葬祭や終活関連の商談会「フューネラルビジネスフェア2022」が6月13日・14日の2日間、神奈川県横浜市西区のパシフィコ横浜で開催されました。葬祭関連の業界誌を発行している出版社が主催しており、今年で25回目。本サイトを運営している全国石製品協同組合も後援団体の一つとして名を連ねています。今回は「ポストコロナに向けた変革の針路」をサブテーマに掲げて開催されました。

想いを伝える演出から死者(故人)の尊厳を守るものまで

毎年、新商品や新たなサービスの提案が行なわれますが、たとえば棺の背面に大型・高精細のLEDディスプレイを設置し、そこに故人が好きだった場所や空間(海や森、山、自宅の居間など)、あるいはご本尊や遺影、生前に用意した参列者へのメッセージなどを映像(動画・静止画)で流す葬儀を提案している出展者もありました(写真上=海辺を再現した葬儀空間)。この方法では祭壇等を使わないため、棺を置くスペースさえあれば、どこでも葬儀が営めるということでした(すでに演出の一部として実用化されている)。また、ご遺体の身支度では介護用の紙パンツを履かせるのが通例ですが、「人生最期がオムツでいいの?」と、見栄えが良く、必要な吸水機能と保冷性に優れ(=ご遺体の冷蔵保存を妨げない)、着せやすさにもこだわった下着も出展されていました。

新たな手元供養「自宅墓」は永代供養をサポートした商品も

お墓関連では、墓石と仏壇の要素を兼ね備えた新たな手元供養「自宅墓」に位置づけられる商品が目立ちました。その背景には、「(お墓とは別に)故人の存在を身近に感じながら供養したい」というニーズとともに、墓じまいの際に「面識のない古いホトケ様は永代供養墓などに合祀しても、親子や兄弟姉妹など思い入れの深い肉親は(せめて自分が生きている間だけは)手元で供養したい」といったケースも増えているようで、最後の所有者が亡くなった時のことを考えて、永代供養によるサポートを付帯している商品もありました。いずれも賛否は別として、故人に対する感謝や愛情、哀悼の念など故人(または故人の成仏、冥福)を想って開発された商品です。自分にとって身近な存在だった故人もいずれご先祖様の仲間入りをします。そのことを踏まえて、全てのご先祖様が平等に安らかに眠れるもの、それに相応しいものを後世に残していきたいものです。