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人気ドラマ『半沢直樹』の「石材」に注目!

目次

地質学者・西本昌司さんがお薦めするマニアックな楽しみ方

人気ドラマ(TBS日曜劇場)『半沢直樹』の放送を毎週心待ちにしていた方は多いことでしょう。最終回の放送終了後、インターネット上の投稿は「半沢ロス」一色となりました。またそのドラマを「石材」という別の視点で捉えたマニアックな記事もネット上に登場し話題となりました。記事を書いたのは名古屋市科学館主任学芸員の西本昌司さん。『東京「街角」地質学』(イーストプレス)や『街の中で見つかる「すごい石」』(日本実業出版社)、『観察を楽しむ 特徴がわかる 岩石図鑑』(ナツメ社)などの著者でもあります。

ロケ地に登場する石材をプロの視点で詳しく解説

地質学者である西本さんは、ドラマのロケ地を特定した上で、その撮影シーンに出てくる石種情報とエピソード、さらに制作者の意図などを推測しています。たとえば、主人公・半沢(堺雅人)が勤務する「東京中央銀行本社ビル」外観は、日本橋にある三井本館で、その低層部に並ぶローマ風の柱は茨城県笠間市産の花崗岩「稲田石」。同銀行内の階段は、東京国立博物館本館(台東区)の大階段で、石は徳島県阿南市産の大理石「茶竜紋(ちゃりゅうもん)」。半沢が訪問する「電脳雑技集団」のロケに使われたのが住友不動産六本木グランドタワー(港区)で、その木目調の赤い外壁はイラン産「レッドトラバーチン」。また「スパイラル社」の外観は不明ながら、そのオフィスのロケ地は東京ミッドタウン日比谷(千代田区)との情報を入手し、その縞模様の壁を中国貴州省産トラバーチン「ダークセルペ」と推測。さらに「帝国航空本社」内のロケ地はキャノン本社(大田区)のロビーで、その柱と壁はイタリア産のグレー系大理石「ビアンコブルイエ」。同社の会社再建説明会の会場は多磨センター(多摩市)のリンクフォレストで、壁の石はドイツ産大理石「ジュライエロー」だということです(詳細は、アーバンライフメトロ9月20日付けの西本さんの記事をご覧ください)。

11月20日(金)、東京・渋谷で西本さんのトークイベントも

その西本さんによるトークイベント「西本昌司×西村まさゆきの東京・すごい石ナイト」が11月20日(金)19:00から渋谷のイベントハウス型飲食店「東京カルチャーカルチャー」(http://tokyocultureculture.com/)で開催されます(有料配信もあり)。「石」が好きな方は、足を運んでみてはいかがでしょうか。