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供養業界にも広がる新型コロナウイルスの影響

目次

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新型コロナウイルスのこれまでの経緯

地中国・武漢市での新型コロナウイルス問題が大々的に報じられたのが今年1月のこと。その後の経緯を振り返ると、チャーター機による帰国(1/29)、クルーズ船で集団感染発生(2/5)、北海道で緊急事態宣言(2/28)、中韓両国からの入国制限(3/5)、世界保健機関WHO「パンデミック」認定(3/12)、五輪延期が決定(3/24)、首都1都4県で移動自粛要請(3/26)、志村けんさん死去(3/29)、日本政府が7都府県対象に緊急事態宣言(4/7)、東京都が対象施設へ休業要請(4/11)、緊急事態宣言が全国へ拡大(4/16)、国内感染者1万人突破(4/18、クルーズ船や帰国者を除く)となっています。

ウイルスへの危機感を広めた志村けんさんの死

3月の春彼岸は3連休と重なり、関東ではちょうど桜が満開だったこともあり、お墓参りに行かれた方も多かったようですが、その後、4月以降も感染拡大が続き、3密(密閉・密集・密接)と不要不急の外出を避ける呼びかけがいまなお続いています。また葬儀での感染例が報告されたことを受けて、埼玉県知事から「冠婚葬祭でも(出席人数を減らすなど)注意が必要」との発言(3/29)がありましたので、予定していた法事を延期された方もいらっしゃることでしょう。志村けんさんが感染防止のため隔離された状態で亡くなり、親族と面会できないまま火葬されたことは、とてもショッキングなことでした。

お墓や仏壇の役割を補完する「手元供養」

今年3月16日付けの本コラム「日本仏教をどう理解し、子供たちに伝えていくか」では、お墓と仏壇の違いについて触れましたが、お墓参りに行けない状況であっても、仏壇なら故人やご先祖様に手を合わせることができます。また最近は「手元供養」と言って、遺骨の一部を小さな専用容器やアクセサリーなどに納めて供養する(あるいはお守り的な感覚で身に着ける)方法もあります。すでに新しい供養形態として認知されつつありますが、それをお墓や仏壇の代用品とせず、補完的な役割として併用されるとよいでしょう。新型コロナウイルス対策による各種規制や自粛が長引くなか、社会や家族がぎすぎすした関係になりがちですが、せめて祈りや感謝の気持ち、供養の習慣だけは忘れずに持ち続けたいものです。ご先祖様もきっと見守ってくれることでしょう。