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米津玄師さんがNHK紅白歌合戦への出演を決めた理由とは?

目次

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祖父の死と深く関わっていた『Lemon』

年末恒例「NHK紅白歌合戦」でテレビでの初生出演・初歌唱を披露したミュージシャン米津玄師(よねづけんし)さん。実はあまり真剣に聴いたことはなかったのですが、『Lemon』作曲にまつわるエピソードを知ると、歌の世界にすっかり引き込まれてしまいました。これまで米津さんがテレビの生放送に出なかったのは、「その日限りの時間を大切にする」「自分が必要だと感じなければ出ない」という信念からでした。それがなぜ紅白に出演することになったのか―。それは「故郷・徳島で『Lemon』を歌うことに意味があると感じたから」です。実は『Lemon』制作中の一昨年12月、米津さんの祖父が他界されていて、その死をきっかけとして、すでにできていた曲を一から作り直して完成させたのがこの『Lemon』でした。「(その曲を)自分の故郷であり、祖父が生きていた徳島で歌うのであれば」ということで、徳島からの生放送が実現しました。まさしく祖父に捧げるレクイエム(鎮魂歌)。「あの日の悲しみさえ あの日の苦しみさえ そのすべてを愛してた あなたとともに……今でもあなたはわたしの光」という歌詞には、祖父への思いが詰まっていたのです。

荘厳な雰囲気の美術館に5000本のローソクを並べて

中継地点となった徳島県鳴門市の大塚国際美術館も話題となりました。同美術館は世界の名画1000点余りを特殊な陶板技術によって実物大で再現・展示していますが、その一つ、ミケランジェロの天井画で有名なシスティーナ・ホール内に特設舞台をつくり、そこに5000本ものローソクを並べて、明かりの揺らめく幻想的な空間で米津さんは歌い上げました。年が明けると、噂を聞きつけた米津さんのファンが美術館に押しかけ、来場者は例年の5割増しになったそうです。ちなみに、あのローソクはローソク製造・販売の最大手カメヤマによって用意されたものでした。

中継会場へ向かう前に米津さんはきっと…

これは私個人の推測に過ぎませんが、もし米津さんの祖父のお墓が徳島かその近くにあれば、米津さんはお墓参りに行って、自分が紅白に出演することを墓前で報告してから中継会場に向かったのではないでしょうか。『Lemon』を聴くと、米津さんのそんな光景が浮かんでくるのです。

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