西林寺
さいりんじ
物件情報
Property information
■苦難を共にしてきた歴史を守り、人々の心を支え続ける寺院。
広い田園地帯の真ん中に佇むように建つ西林寺。明暦年間(1655~1657)に、涌谷地区にある龍渕寺の9世章外伝和尚により開山されたといわれています。創建当時は、周辺の農家は冷害、凶作などによる飢饉が続き、檀家は貧困、寺の維持は困難な状態で、茨の道の連続であったと伝えられています。一時は無住職の時代などもありましたが、昭和37年頃より徐々に位牌堂の設置や庫裏の改造などが行われ、平成3年には本堂が落慶。落慶の記念碑には、「近隣に類を見ない荘厳華麗な構え」と記されており、今もその様相を見ることができます。境内には、延命地蔵や聖観音菩薩像が立ち、さらに、樹齢400年のサルスベリ、樹齢350年の紅葉などが姿をとどめています。
■延命地蔵の柔和な姿に魅せられて。
特に、延命地蔵は、匠の手により丹念に彫られたもので、その柔和な姿や表情に心が癒されます。東日本大震災で倒壊しなかったこともあり、震災後は「健康・長寿」を願う人のお詣りが増えているとのこと。周辺地域の人々と困難や苦労をともにしてきた歴史を持つ西林寺。今も地域の心の支えとしての役割を担っています。
広い田園地帯の真ん中に佇むように建つ西林寺。明暦年間(1655~1657)に、涌谷地区にある龍渕寺の9世章外伝和尚により開山されたといわれています。創建当時は、周辺の農家は冷害、凶作などによる飢饉が続き、檀家は貧困、寺の維持は困難な状態で、茨の道の連続であったと伝えられています。一時は無住職の時代などもありましたが、昭和37年頃より徐々に位牌堂の設置や庫裏の改造などが行われ、平成3年には本堂が落慶。落慶の記念碑には、「近隣に類を見ない荘厳華麗な構え」と記されており、今もその様相を見ることができます。境内には、延命地蔵や聖観音菩薩像が立ち、さらに、樹齢400年のサルスベリ、樹齢350年の紅葉などが姿をとどめています。
■延命地蔵の柔和な姿に魅せられて。
特に、延命地蔵は、匠の手により丹念に彫られたもので、その柔和な姿や表情に心が癒されます。東日本大震災で倒壊しなかったこともあり、震災後は「健康・長寿」を願う人のお詣りが増えているとのこと。周辺地域の人々と困難や苦労をともにしてきた歴史を持つ西林寺。今も地域の心の支えとしての役割を担っています。