2026.10.28
庵治でも11月14日㈯「AjiRock Fair 1st」開催
目次
前々回(10月19日付け)の本コラムで、日本三大石材産地で開催される2つ(茨城と愛知県岡崎市)のイベントを紹介しましたが、もう一つの産地、香川県高松市でも石材関連のイベントが来月11月14日㈰「いい石の日」に開催されます。庵治石開発㈿が主催する「AjiRock Fair 1st 2026」=写真上で、同組合のストックヤードを使ったイベント会場と展示会場(大石産業工場跡地)の2ヵ所で開催されます。開催時間は9時から16時まで。「庵治石を五感で楽しむ。庵治石の可能性を知る」をテーマに、石製品の展示・販売、丁場見学、石に触れる体験型企画などを通して、庵治石のさまざまな魅力が発信されます。
丁場見学や石割体験、巨石迷路など盛り沢山のイベントを実施
イベント会場では、石割体験のほか、さまざまな形の栗石を高く積み上げる「バランスロック」、好みの庵治石を土嚢袋に詰める「小栗ホイホイ」、巨石迷路(18メートル四方のスペースに198個の石を使用予定)、電動バランスモビリティでストックヤードを巡る「石置場見学」、電動パワーショベル体験など(キッチンカーや飲食ブースあり)、産地ならではの多彩な企画が予定されています。もう一つの展示会場では、庵治石製の雑貨や庵治石にちなんだアイテムの販売をはじめ、石の建材展示など、庵治石の新たな用途や魅力を紹介するさまざまなブース(軽トラショップなど)が出展します。庵治石の大丁場と野山丁場を巡る「丁場見学ツアー」(10時と13時30分の2便)もお勧めです。参加費は一人500円で、募集人数は各回40名(小学生以上)。両便ともイベント会場で9時から受付開始となります。
墓石や彫刻にとどまらない新たな用途も
庵治石は日本を代表する最高級の墓石材で、その独特の表情(幻想的な二重のかすり模様で「斑が浮く」と呼ばれる)と品質・加工技術の高さ、希少性などから「日本一高い石」としても知られています。世界的な彫刻家イサム・ノグチが高松市牟礼町に住居を構え、制作拠点にしていたことでも知られます(現在のイサム・ノグチ庭園美術館)。最近は墓石や彫刻にとどまらず、建築やインテリアなど身近な暮らしのなかでも庵治石の用途が広がっています。その高度な技術を代々受け継いできた産地の職人さんの庵治石に寄せる熱い思いと愛情も魅力の一つとなっています。こちらのイベントにもぜひ足をお運びください。
