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2025.09.16

お彼岸の入りを「家族と終活を話し合う日」に制定

目次

秋の到来を告げる「秋分の日」

ピークは過ぎたものの、残暑が続いています。その暑さも「(暑さ寒さも)彼岸まで」というように、秋彼岸(今年の「秋分の日」は9月23日=写真上イメージ)までの辛抱です。今年3月18日付けの本コラムで「春分の日」の決め方を説明しましたが、「秋分の日」も基本的に同じです。太陽が秋分点(太陽が天の赤道を北から南へ横切る点=黄経180度)を通過した瞬間(時刻)を「秋分」、その秋分が属する日を「秋分日」といい、国立天文台が作成する『暦象年表』に基づいて、毎年2月の官報公告で翌年の「秋分(春分)の日」が正式決定します。

『終活白書2024』で終活の実態が明らかに

実は年2回、この(春秋の)お彼岸の入りの日は「家族と終活を話し合う日」となっています。お墓・葬儀・終活などシルバー層向けに各種コンサルサービスを提供する㈱ニチリョクが記念日として制定したものです。同社では「(終活は)家族の幸せな未来を支えるために必要なコミュニケーション」と考えており、その終活の実態を把握すべく、全国65歳以上の終活実践者500名を対象とした調査結果を『終活白書2024』としてまとめています。同白書では、同社が考える「理想の終活」(全25項目)への達成度を公表していますが、平均点は25点満点中12点。その中で実践率が最も高かったのは「身の回りにある不用品の整理を定期的に行っている」(83%)、続いて「重要書類を一箇所にまとめて保管している」(77%)、「葬儀に関する費用の準備を済ませている」(75%)など。逆に実践率が最も低かったのは「遺言書の書換や更新を行っている」(11%)、以下「遺言書の保管場所を家族に知らせている」(17%)、「遺言書を作成している」(20%)などが続きます。ちなみに、お墓に関しては、「家の祭祀継承(先祖代々のお墓を守り受け継いでいくこと)について家族と話し合っている」が62%、「お墓の場所や権利証については家族と共有している」は70%ですが、エンディングノートに関しては、「作成している」が42%で、それを「誰かに相談したり、家族に見せている」とする回答は21%でした。

同白書では、終活に関する知識と理解度をテストする質問と答えを掲載していますので、これを題材にして秋彼岸の入りの日(今年は9月20日)に「終活」について家族と話し合ってみてはいかがでしょうか。