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2025.09.01

東西2つの石材産地で芸術イベントを楽しもう!

目次

 多種多様な岩石が形成された日本列島

火山帯に属す日本列島は、火山活動や地殻変動によって多種多様な岩石が形成されました。花崗岩や安山岩、凝灰岩、大理石など石材の産出地は日本全国にあり、生活用品のほか、建築・土木及び石文化等の発展に大きく貢献してきました。特に東日本では、昨年11月29日付けの本コラムで「ヘリテージストーン(天然石材遺産)」に認定されたことを紹介した、筑波山塊の花崗岩(一般的な石種名は、稲田石や真壁石、やさとみかげなど)が広く知られています。また西日本では、基盤岩(大陸地殻の根幹をなす、古い変成岩や火成岩で構成される岩石層)が所々で露出する瀬戸内海沿岸と島嶼部に集中し、香川県では最高級墓石材として知られる庵治石をはじめ、青木石、小豆島石など、愛媛県では大島石、岡山県では万成石や北木石、犬島石など、広島県では国会議事堂に使われた議院石、山口県では徳島石などが挙げられます。

今秋9~11月にアート関連のビッグイベントを開催

その日本を代表する東西2つの石材産地で今秋、アート関連のビッグイベントが開催されます。一つは、茨城県桜川市の里山や集落を舞台に、約2年に1度開催される野外彫刻展「雨引の里と彫刻2025」です=写真上。13回目となる今年は(石彫家を含む)35名の作家がエントリーし、9月21日㈰から11月23日㈰まで開催されます(初日の21日㈰15:00からオープニングセレモニーを開催)。総行程は約14㎞に及ぶため、車または自転車で巡ることをお勧めしますが、今回はコロナ禍で一時中断していたアーティストトーク付のバスツアーが10月12日㈰と11月9日㈰のみ限定で復活するということです。

芸術や建築、芸能関連の大御所や著名人らも

もう一つは、瀬戸内の島々を舞台に3年に1度開催される「瀬戸内国際芸術祭2025」です。すでに春会期は終了し、夏会期も8月末までとなりますが、秋会期が10月3日㈮から11月9日㈰まで開催されます。国内外の多数の作家が参加しており、そこには草間彌生やコシノジュンコ、安藤忠雄、横尾忠則、ビートたけし(共作)、南果歩、杉本博司といった各界の大御所や著名人らも名を連ねています。9~10月は祝日や3連休もありますので、ぜひ「芸術の秋」をご堪能ください(休業日や開催時間等は、各ホームページにてご確認ください)。