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2月以降も仏教行事が目白押し

目次

正月(1月1~7日)に修する仏教行事「修正会」

令和6年能登半島地震の発生から間もなく1ヵ月。初詣に行かれた方は、無病息災、家内(交通)安全、学業成就、良縁(合格)祈願、商売繁盛、開運招福、心願成就など、それぞれの切なる(あるいはささやかな)願いが、神社では神様や氏神様に、お寺では仏様に届けられたことでしょう。仏教では、正月(1月1~7日)に行なわれる修正会(仏様に罪を懺悔して、国家安泰を祈る「悔過会(けかえ)」という仏事に由来する)に続いて、2月以降もさまざまな伝統行事が控えています。

2月は厄除けの節分会に続き、涅槃会も

まず、雑節の一つ、季節の始まりの日(立春・立夏・立秋・立冬)の前日を「節分」(「季節を分ける」という意味)と言い、仏教では節分会という行事があります。今年は2月4日「立春」の前日(3日)がその日に当たります。古くより、季節の変わり目は邪気(鬼)が生じると信じられていて、豆を撒くことによってそれを追い払う悪霊払い(厄除け)の行事です(「魔を滅する」豆には、邪気を払う力があるとされる)。一般的に2月3日となることが多いのですが、その年によって2日だったり4日になることもあります。その計算方法があり、2021~2057年の間は、西暦年を4で割った時の余りが1なら2日、それ以外(0、2、3)は3日となります。

そして2月15日には、お釈迦様の入滅を偲ぶ涅槃会(涅槃は、悟りを開いた人が亡くなること)が営まれます。4月8日の誕生日は、灌仏会(他に仏生会、降誕会、竜華会など)を営み、またお釈迦様がインド・ブッダガヤの菩提樹の下で悟りを開いた日とされる12月8日は成道会(成道は、悟りを開くこと)が営まれます。仏教では、これら涅槃会・灌仏会(花まつり)・成道会の3つを「三仏忌」と呼んでいます(※お釈迦様の生誕・入滅に関することは2018年4月4日付けの本コラムで、また成道会に関することは2022年11月18日付けの本コラムで取り上げました)。

ひと月に4つの神社仏閣を参拝

私は昭和40年生まれの前厄ということで、1月7日に上野恩賜公園内にある五條天神社と上野東照宮(写真上)、アメヤ横丁内にある摩利支天徳大寺を参拝し、同月20日には福島県伊達市の霊山神社でもお参りし、図らずも合計4つの神社仏閣で今年一年、家族ともども平穏に暮らせるよう祈願しました。今年、そして本厄の来年は、神社仏閣巡りが続きそうです。