メニュー

日本最大級のお墓総合ポータルサイト「みんなのお墓」

資料請求やご質問は
お電話でもOK

0120-12-1440

無料相談 / 9時〜17時
(土日祝・年末年始を除く)

お墓」アンケートはショッキングな結果に

目次

「墓石派」を自認するタレント松本さんが出した答えとは…

今年7月31日付けの本コラムで、「お墓」をテーマとする朝日新聞の投稿欄を取り上げました。今回はその続編ともいうべき内容で、8月27日付けの朝日新聞のフォーラム欄は「お墓どうしますか?」というタイトルで関連記事を取り上げていました。一つは、空き家だった香川県の実家を処分したタレント松本明子さんのインタビュー記事で、墓じまいに関することでした。祖父母と両親が眠るお墓は高松市郊外の小高い丘の上にあり、毎度のお墓参りが大変で、東京暮らしの兄とも相談し、東京に改葬したいと考えていましたが、地元にいる親類(母親は大家族の長女だった)から猛反対され「お墓の世話はこちらでやるから、残しておいて」と嘆願されたそうです。そうした時に「郷里のお墓はそのまま残し、東京に建てる新しいお墓に遺骨の一部を納める」という方法を専門家から助言され、「この方法(分骨)なら、親類の方にも納得してもらえるのではないか」と、墓石派を自認する松本さんは安心されていました。

上位2つが「お墓以外の選択肢」を希望する結果に

もう一つは、お墓に関するアンケート(回答数191)。その中に「お墓をどうするかについて、あなたが考えていることに近いものを2つまで選んでください」という質問があり、回答で最も多かったのが「墓をやめて、樹木葬や散骨などにしたい」(同68)、次に多かったのが「墓をやめて、納骨堂などにしたい」(57)で、いずれも「墓をやめる」方向で別の選択肢を考えていることが明らかになりました。「今のまま実家の墓を引き継ぐ」(30)は3番目で、以下「自分のきょうだいや親類と話し合いたい」(26)、「子どもや孫らの判断に任せたい」(17)、「自宅に近いところへ墓を移したい」(12)などが続き、正直、残念な結果となりました。

「お墓(供養)」の価値や魅力を理解してもらうために

アンケート結果はhttps://www.asahi.com/opinion/forum/183/で見ることができますが、そのページに対する投稿者の意見を見ると、「(業者やお寺以外の)中立の立場で相談できる場所が必要」「先祖の考え方に全く同感できない」「お墓が必要な理由を明確に答えられない」という辛辣な意見のほか、おそらく勘違いと思われますが「墓じまいに何百万円もかかるのが悩みどころ」といった意見もありました(これを事実と認識して、鵜呑みにしてしまう人がいると恐ろしい)。業界人の一員として、まだまだやるべきこと、努力すべきことがたくさんあると反省せざるを得ませんでした。