2026.01.20
初詣は厄除け・開運勝利で有名な上野・徳大寺へ
目次
足利尊氏や徳川家康も信仰した開運勝利の守護神「摩利支天」
厄災が多く降りかかるとされる「厄年」の方は、新年の初詣の際に厄祓い(厄除け)をされた方も多いことでしょう。かくいう私は昭和40(1965)年生まれの後厄、妻は同41(1966)年生まれの本厄ということで、先日、厄除けのお札とお守りを求めて、上野・徳大寺へ初詣に行ってきました(写真上)。同寺は日遣上人(日蓮宗の僧侶)による寛永年間の創建で、聖徳太子作と伝わる摩利支天像(仏教の守護神)をお祀りし(日本三大摩利支天の一つ)、参拝祈願の人々に気力・体力・財力を与え、厄を除き、福を招き、運を開くご利益があるとされます。中世以降は武士階級の守護神として信仰が広まり、楠木正成や足利尊氏、毛利元就、徳川家康といった名だたる武将たちからも尊崇を集めていたそうです。
根拠のない迷信とされるも、すでに平安時代に存在した厄年の風習
厄年は通常、数え年(生誕時に1歳とし、元旦に1つ歳をとる)で計算し、本厄は男性が25歳・42歳(大厄)・61歳、女性は19歳・33歳(大厄)・37歳・61歳とされ、その年の前後が前厄・後厄となります(※地域差や例外もあり、川崎大師などは満年齢で計算する。広義の厄年に七五三を入れる地方もある)。その起源は陰陽道が由来とされるものの出典は曖昧で、科学的根拠のない迷信とされますが、こうした風習はすでに平安時代の書物『源氏物語』『水鏡』などにも見られるということです。
真言宗のお寺だけでなく、天台宗の三大師も
ちなみに、日本三大厄除け開運大師といえば、埼玉県熊谷市の龍泉寺、兵庫県西宮市の東光寺、広島県廿日市市の大聖寺。関東厄除け三大師といえば、真言宗の宗祖・弘法大師(空海)を祀る、東京都足立区の西新井大師、神奈川県川崎市の川崎大師、千葉県香取市の観福寺大師堂(上記はいずれも真言宗)。これとは別に、関東三大師として、天台宗の僧・元三大師(慈恵大師)を祀る、栃木県佐野市の佐野厄除け大師、群馬県前橋市の青柳大師、埼玉県川越市の川越大師もあります。
昨年が本厄だった筆者は、これまで健康だけが取り柄で大病を患ったことがなかったのに、昨年の正月早々に白内障(両目)の手術を受けました。昨年も徳大寺にお参りしましたが(おみくじは大吉でした)、いま思えば、手術が無事済んだのはそのご利益のお陰かも知れません(自動車免許更新時の「眼鏡等」の条件も削除されました)。初詣へ行くと、一年間前向きに過ごせるような気がします。皆さんもぜひ…。
-900x678.jpg)