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2025.03.13

東日本大震災から14年、必要な防災対策の更新を

目次

首都圏では「防災花火」の打ち上げも

東日本大震災から14年目となる3月11日、地震発生時刻に合わせて各地で追悼イベントが開催されました。東北沿岸部の被災地では、太平洋や震災遺構、慰霊碑などに向かって多くの人々が黙祷し祈りを捧げました。首都圏では同日夜7時頃、追悼の意を込めた「防災花火」の打ち上げが神宮外苑など3ヵ所で実施され、全国にライブ配信されました(画像上)。これはLINEヤフー㈱が企画した防災イベントで、「広域防災拠点整備の目安となる避難場所までの距離は、打ち上げ花火がよく見える距離とほぼ同じ約2㎞以内」ということで、このイベントを機にそれぞれの避難場所(自宅の安全確認が取れるまで、身を守るために一時的に非難する広い場所)を同社が運営する避難場所マップで確認してほしい、と呼び掛けたものです。

災害種別ごとに異なる避難場所

同マップでは「避難場所」(位置情報が有効な場合)または「避難場所 〇〇市」(位置情報がない場合)で検索すると、その該当エリアの避難場所をマップ上で確認することができます。ただし、避難場所は災害種別(地震・津波・洪水・土砂災害・内水氾濫・高潮・火災・火山噴火)ごとに指定されていますので、どの災害のときはどこに避難すればよいのか、そこまで事前に調べて把握しておく必要があります(同マップでは、災害種別ごとの検索も可能)。ちなみに、一部の都立霊園も避難場所になっており、青山・雑司ヶ谷・多磨の3霊園は火災のみ、谷中霊園は洪水と火災、染井霊園は地震と火災、小平霊園は地震・火災・内水氾濫の避難場所に指定されています(八王子霊園と八柱霊園〔千葉県松戸市〕は未指定)。

AI(人工知能)がどんなに進化・発達しても…

日本は巨大地震に限らず、いつどこで、どんな災害に遭遇するかわかりません。南海トラフで想定される巨大地震が今後30年以内に発生する確率は、2018年に発表された「70~80%」が今年1月に「80%程度」に引き上げられました。そうした様々なリスクを想定したうえで、いまから必要な防災用品を常備しておくことはもちろん、(ペットがいる場合は、その同伴可能な)避難方法及び緊急時の家族との連絡方法の確認などを行ない、被害をゼロまたは最小限に抑える(減災の)努力をしておく必要があります。備えあれば憂いなし。AIがどんなに進化・発達しても、最終的に自分や家族の身を守れるのは自分しかいないのです。