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2025.02.25

球界随一の人気マスコット「つば九郎」、安らかに…

目次

「つば九郎」担当スタッフの訃報に悲しみ広がる

日本プロ野球・東京ヤクルトスワローズ(以下ヤクルトS)のマスコットキャラクター「つば九郎」の担当スタッフが今月16日に死去し、悲しみが広がっています。ヤクルトSは子供の頃から好きな球団で、学生時代は神宮球場へも何度か足を運んで応援しました(個人的に好きな作家・村上春樹氏もヤクルトSの大ファンとして知られています)。今回はその功績やエピソードなどを紹介し、追悼したいと思います。

「毒舌フリップ芸」や「空中くるりんぱ」などで人気博す

つば九郎が球団マスコットに就任したのは1994(平成6)年。愛くるしい表情ながら自由奔放な性格で知られ、様々な質問に対して毒舌で答えるフリップ芸で人気を博しました。ホーム戦5回終了後に毎回行なうヘルメットを空中で回転させてそのまま被るチャレンジ「空中くるりんぱ」は見せ場の一つになっていました(これまでに成功したことは一度もない)。2022年8月には、約28年がかりでプロ野球のマスコットとして初めてホーム戦通算2000試合出場を達成し(新型コロナ濃厚接触者として活動を自粛したため、同年の2000試合連続出場記録は未達成となった)、日本プロ野球名球会より特別表彰を受けています。2025年の年棒は、6万円+ヤクルト1000飲み放題でした。

昨年3月「遺言ブログ」を綴っていたことも明らかに

球団が公式サイトで訃報を発表すると、チームメイトやOBのほか、他球団の選手や監督、交流のあった芸能人らから多数の追悼メッセージが寄せられました。実は昨年3月、つば九郎は遺言とも受け取れるブログを更新しています。タイトルは「あしあと」。そこには、キレイに整備されたグランドに自らの足跡を付けた写真とともに「いつか、いつのひか、このあしあとのさきに、つばくろうがいなくなったら、そらをとんだとおもってくいださい」(原文ママ)と書かれていました。これに対して、「寂しい」「空を飛んだんだね」「神宮の空の上から見てておくれ」などのメッセージが相次いで寄せられました。またキャンプ地である沖縄県浦添市には「つば九郎神社」があり、自身が今年奉納した絵馬には「けんこうだいいち」などと書かれていました(=写真上は今年2月3日付けで最後に更新されたAmeba「つば九郎ひと言日記」より)。

長年にわたってプロ野球界を盛り上げてくれたつば九郎。ここに感謝の意を表すとともに、謹んでご冥福をお祈りします。天国で安らかにお眠りください(合掌)。