2024.08.26
区部4霊園を巡るスタンプラリー実施中!
目次
150周年を迎える区部4霊園が記念事業を企画
東京都立霊園は、東京府(後に東京市との統合により、昭和18年に東京都へ改組)の命により東京会議所(現・東京商工会議所)が都内の指定8ヵ所で造成を行ない、明治7(1874)年9月1日に開園したのが始まりで、現在の区部に4つの霊園(青山・雑司ヶ谷・谷・染井)が誕生しますが、今年でちょうど150周年を迎えます。その記念事業が各霊園で開催されていますので、ここで紹介しましょう。
先着150名に記念品をプレゼント!
一つは「区部4霊園巡りスタンプラリー」(7月12日㈮~10月31日㈭、8:30~17:30)で、4霊園すべてのスタンプを集めて各管理事務所の窓口に持っていくと先着150名に記念品がプレゼントされます(写真上)。この企画はプレゼントが無くなり次第終了となりますので、早めに(あるいは前もって状況を確認してから)参加されると良いでしょう。二つ目は「150周年ギャラリー」(8月31日㈯~来年3月31日㈪)で、その第1期『霊園の歴史見どころ展』が10月27日㈰まで4霊園の各管理事務所で開催されています。そして三つ目が、9月8日㈰に雑司ヶ谷霊園崇祖堂内式場で開催される150周年記念講座「雑司ヶ谷霊園、青山霊園、谷中霊園、染井霊園」(定員20名、参加料1,580円)です。時間は13:30から15:30まで。同霊園管理事務所の所長さんが講師を務め、区部4霊園の成り立ちや歴史などを解説した後、同霊園内の歴史的遺構や文化人の墓所を訪ねることになっています。(公財)東京都公園協会のホームページ「緑と水の市民カレッジ」に同講演の詳細が掲載されていますので、興味・関心のある方はそちらでご確認ください。
「楽しい」「また行きたくなる」霊園へ
夏に墓地で開催される企画と言えば、昔から「肝だめし」が定番ですが、昨今は多くの墓地・霊園でさまざまな行事や企画が季節に合わせて開催されるようになりました。都立霊園には著名人のお墓も多いので(霊園管理事務所に著名人墓所の地図あり)、その存在を実感し、偉業や功績を語り継ぐ場としても最適です。夏休みの絵日記や自由研究などで、墓地・霊園が題材として取り上げられることもあるでしょう。お墓=ご先祖様の有難み(感謝の念)を感じられる良い機会となるはずです。