メニュー

日本最大級のお墓総合ポータルサイト「みんなのお墓」

資料請求やご質問は
お電話でもOK

0120-12-1440

無料相談 / 9時〜17時
(土日祝・年末年始を除く)

東京・上野で特別展「神護寺」「内藤礼」開催中!

目次

猛暑続きの今こそ、話題の博物館や美術館へ

気象庁から今週、沖縄~関東甲信越地方の梅雨明けが発表されました(北陸及び東北の梅雨明けは8月に入ってからと予想されています)。本格的な暑さを迎え、一部地域では最高気温35℃以上の猛暑日が連日続いています。うだるような暑さにかまけて、ついつい家の中に閉じこもりがちになりますが、こういう時こそ、冷房の効いた博物館や美術館などを巡ってみてはいかがでしょうか。

寺外初公開の国宝など貴重な美術工芸品が集結

お勧めは、今月7月17日から東京・上野の「東博」こと、東京国立博物館平成館で開催中の創建1200年記念特別展「神護寺-空海と真言密教のはじまり」。神護寺(京都市右京区)は、唐で密教を学んだ空海(真言宗の開祖、弘法大師)が帰国後、活動拠点とした寺院で、本展ではその密教の世界観を反映させた多数の美術工芸品(国宝17件、重文44件を含む約100件)が展示されます。同寺の前身寺院で祀られていた本尊「薬師如来立像」(国宝)=写真上のパンフレット参照=は、平安初期彫刻の最高傑作とされ、現存最古の「五大虚空蔵菩薩坐像」(国宝)とともに寺外での公開は初めて。また空海在世時に制作された現存最古の「両界曼荼羅(高雄曼荼羅)」(国宝)も約230年ぶりに修理され公開されます。本展の開催は9月8日㈰まで。小学校高学年~中学生向けの鑑賞の手引き「ジュニアガイド」も公式ホームページからダウンロードできますので、見学時に持参されるとよいでしょう。

同博物館では独自の死生観をもつ「内藤礼」特別展も

もう一つは、同博物館2会場(平成館と本館)で9月23日㈪まで開催される特別展「内藤礼 生まれておいで 生きておいで」1961年生まれの内藤氏は、東京を活動拠点とする美術家で、本展は同館と内藤氏との出会いがきっかけで実現しました。とりわけ、内藤氏は縄文時代の土製品に自らの創造と重なる人間のこころを見出し、その自然・命への畏れと祈りから生まれた土製品に「生の内と外を貫く慈悲」を感じたそうです。本館特別5室では、作家たっての希望により、長年閉ざされていた大開口の鎧戸が開放され、カーペットや仮設壁も取り払われ、建築当初の姿が出現します。本展終了後は別会場、さらに同館に戻る、時空を超えた構想となっています。