2017.06.09
お墓参りは年間どれくらい行きますか?
目次
みんなのお墓参りの頻度は?
全国石製品協同組合が平成25年に実施した消費者意識調査によると、お墓参りの頻度は「年5回以上」が最多で19.9%、次いで「年2回」18.0%、「年3回」13.8%、「年4回」11.2%と続き、「年0回」は最下位の4.1%でした(無回答19.4%を除く)。この質問は、自分や家族が入るお墓を所有する705人が対象でしたが、そのうち6割以上の人が毎年お墓参りをしていて、その平均回数は年3.8回という結果となりました。
お墓参りに行くタイミング
「お墓参りの日」と言えば、一般にはお正月、春・秋のお彼岸、お盆、祥月命日(故人の亡くなった同月同日)などが挙げられますが、その他に中陰法要(忌日)や年忌(回忌)法要でお参りすることもあるでしょう。中陰法要(忌日)は、命日から7日ごとに行なう初七日(ご臨終の日含めて7日目とされますが、葬儀当日に行なうことが多い)・二七日・三七日・四七日・五七日(三十五日)・六七日・七七日(四十九日、満中陰)までとなり、この日(地方によっては三十五日目)をもって忌明けとなります。また、年忌(回忌)法要は、一周忌(満1年目)・三回忌(没年の翌年)・七回忌(没後6年目、以下同様に回数年の前年とする)・十三回忌・十七回忌・二十三回忌・二十七回忌・三十三回忌(地方によっては五十回忌)までとなり、これをもって「弔い上げ」「問い(弔い)切り」とし、すべての死者は無罪となって極楽浄土に行くとされています。そして弔い上げが終わると、戒名の入った位牌を仏壇から片付けて、それ以後は先祖代々の位牌(○○家先祖の霊)でお祀りします。
お墓参りはいつ行ってもいい
もちろん上記以外に、成人式や結婚、出産、母(父)の日、あるいは心配・悩み事などがある時にお参りしても構いません。身内に限らず、お世話になった方や恩師、友人のお墓参りをしてもよいでしょう。最近は、歴史上の人物や著名人のお墓巡りを趣味にしている人たちもいて、「墓マイラー」などと呼ばれています。