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参拝者とコミュニケーションするAI仏壇も登場!

目次

古墳型樹木葬「古墳墓」は3基完成し、さらに全国へ

葬儀・埋葬・供養・相続などの終活産業に関する日本最大の(業者向け)展示会、第11回エンディング産業展が先月9月中旬、都内で開催されました。業界の最新情報が発信されるイベントで、本サイトを運営する全国石製品協同組合も後援団体として名を連ねています。前回は古墳型の樹木葬「古墳墓」(㈱前方後円墳)が出展されたことを、昨年2024年9月17日付けの本コラムで紹介しましたが、今年も注目を集めていました。第1基(千葉県野田市)に続いて、香川県高松市、大阪府大東市とすでに3基が完成済みで、宮城・群馬・京都・広島・愛媛でも計画が進行中ですので、さらに増える見通しです。

高齢者や介護施設にお勧め「火を使わないお線香?」

いま注目のAI(人工知能)を搭載した仏壇(アルファクラブ武蔵野㈱)も登場(写真上)。位牌を最大4柱まで格納し、仏前で故人の名前を呼び掛けると遺影が現れ、おりんの音を再生したり、命日や記念日など設定した日時にメッセージ動画・画像を再生することができます(遺品収納も可能)。人感センサーと音声認識機能により参拝者を判断し、最も共感できるコミュニケーションが取れるということです。今回出品したのは試作品で、最終調整後、来春の発売(35万円前後)が予定されています。

他にも、火を使わないお線香(お香のアロマ液を含ませた造花)やQRコードを使った墓誌など興味深い商品が出品されていました。さらに、日本郵便が終活事業(お墓を含む)を始めるなど大手企業による新たな参入も見られました。

いまやAIで作った人格に恋し「結婚」する世の中に

情報収集や整理・分析・判断力などに優れるAIは、作業の効率化など便利な反面、自己の思考・判断・決断・創造力などが低下(=人間として成長する機会の喪失=一種の退化)してしまう危険性が伴います。最近はゲームのキャラクターを土台に対話型AI(ChatGPT)で理想の人格を作り上げ、その実在しない相手に恋をしたり、相手からプロポーズされて「結婚」する(仕事と料理、お風呂以外は常に会話する)人もいるそうです。もし、そういうカップルや夫婦ばかりになって、女性が出産することを放棄してしまったら、人類は絶滅することになるでしょう。便利さや快適さを追求することで大切なものを失ったり、取り返しのつかない事態に陥ることもあるということです。AIの判断を過信したり、依存することがないよう気を付けたいものです。