6月2日㈮・3日㈯「庵治ストーンフェア2023」

「restart～再始動～」～今こそ、日本の石は日本の技で～をテーマに

日本を代表する銘石で「世界最高峰の花崗岩」とも称される「庵治石」（香川県高松市産）。その庵治石の採掘・加工業者らが一堂に集結する産地最大のビッグイベント「庵治ストーンフェア2023」が6月2日㈮・3日㈯の2日間、香川県高松市のサンメッセ香川（香川インテリジェントパーク内）で開催されます＝写真上パンフレット。　新型コロナの影響で過去3年間は中止となり、実に4年ぶりの開催となります。主催は協同組合庵治石振興会（https://www.aji-ishi.org/）。今回のテーマは「restart -再始動-」で、～今こそ、日本の石は日本の技で～がサブテーマです。会場内では、匠の技を駆使して創られた庵治産地石製品（墓石や灯篭、石仏、石彫品、その他石製品）の展示販売と、関連業者による最新情報の発信が行なわれます。また今回の企画展では、主に墓石材として使われている（北は岩手県から、南は佐賀県まで）国内各地から取り寄せた38石種が一堂に展示されます。もちろん、ここに展示される以外にも沢山の国産石種はありますが、「日本の石もまだこんなに種類があるんだ」「（シンプルなデザインであれば、中国製品などと同等の金額で）国内でも加工できるんだ」と実感し、その良さを再認識することができるでしょう。

大好評！大丁場見学ツアーなどイベント企画も盛り沢山

イベント関連の企画としては、初日の2日㈮に、マイクロバスで庵治石細目の採石場（大丁場）を見学する「大丁場見学ツアー」（※当日会場にて先着順で受付。参加費500円。10：00～、13：30～）をはじめとして、岡田しのぶ演歌ショー（12：00～、15：00～）、翌3日㈯にはアームレスリング大会（10：00～）などを実施。また石のワークショップ等が行なわれるほか、協賛イベントして第12回「お墓参り写真展」なども開催されます。

産地の職人さんから直に話を聞けるチャンス！

庵治石をはじめとする全国の国産石種や国内加工のすばらしさ（とりわけ、日本の伝統技術を受け継ぐ熟練職人による繊細な感性で作られる石仏や動物モノなどは必見！）を間近で見て、その産地の職人さんから直に話を聞ける滅多にないチャンスです。周辺には、屋島（平安末期の古戦場）などの観光スポットや讃岐うどんの名店も沢山あります。お時間のある方は、足を運ばれてはいかがでしょうか。お問い合わせは、庵治ストーンフェア実行委員会事務局（TEL：087-871-4170）まで。