2020.07.27
こんな時こそ「Go To Grave」(お墓参り)しませんか?
目次
「Go To キャンペーン」がスタート
当初の予定を前倒しして7月22日より政府の緊急経済政策「Go To キャンペーン事業」(令和2年度補正予算案額は1兆6,794億円)がスタートしました。新型コロナウイルスの感染が収束するどころか、再び増加傾向にある中、準備が不充分のまま強引に実施へ踏み切ったことで事業者や世間からバッシングを浴びましたが、その賛否はともかく、これをGo To Grave(お墓参り)として活用すれば、お得に帰省してお墓参りすることができます。「コロナ収束後の一定期間に限定した事業」のため、いつまで実施されるのか不明ですが、今回の「トラベル」(旅行先で使える地域共通クーポンの本格実施は9月1日以降)に続いて、「イート(飲食)」、「イベント」「商店街」の各Go To キャンペーンも控えているので、少なくとも年内は続くものと思われますが、差し当たって故人の祥月命日のほか、お盆や秋彼岸のお墓参りなどが狙い目となるでしょう。
1人1泊当たり最大2万円の旅行代金を補助
本キャンペーンは、コロナ禍で甚大な損害を受けた観光事業の需要喚起と地域の再活性化を目的としたもの(ただし感染者が増加中の都民や都内を目的とした旅行は除外されている)で、旅行代金の最大5割(旅行代金の35%+旅行先で使える15%相当の地域共通クーポンとの合算で、上限は1人1泊当たり2万円。日帰り旅行は同1万円)が補助されます。つまり、1人1泊4万円の旅行に対して(連泊制限や利用回数の制限なし)、14,000円の割引と、9月1日以降は6,000円分の地域共通クーポンがもらえるので、帰省時に実家に泊まらない(泊まれない)人はその分だけ出費を抑えることができるのです。※キャンペーンの詳細・条件等は観光庁のホームページか各事業者へお問い合わせください。
既婚女性の皆さん、この機会にぜひ実家のお墓参りを
実家が遠方にある方、とりわけ既婚女性は、嫁ぎ先のお墓参りを優先して、実家のお墓参りは「しばらく行っていない」という方も多いことでしょう。せっかくのチャンスですので、新型コロナの感染予防策をしっかり遵守したうえで、本キャンペーンを上手く活用して実家のお墓参りをされてもよいのではないでしょうか。