2018.05.02
来る5月5日(土)=こどもの日に「だるま祭」を開催!
目次
写真:達磨霊園/藏春寺
役目を終えただるまを持参して供養してもらいましょう
5月5日(土)「こどもの日」は、全国各地でさまざまなイベントが開催されますが、岐阜県多治見市の雲龍山藏(ぞう)春(しゅん)寺では「だるま祭」が恒例行事となっており、毎年大勢の檀信徒や周辺住民の皆さんが集まり賑やかな1日となります。同寺は、同じ市内にある虎渓山永保寺(臨済宗南禅寺派)の別院で、禅の開祖・達磨大師を祀ることから別名「だるま寺」と呼ばれています。お祭のスタートは朝9時から。当日、役目を終えただるまを持参すると、「だるま焼き供養」(午後2時~)をしてくれるのです。他にも「だるま祈祷」(午前2回、午後1回)や「だるま書道展(小・中学生)」、フリーマーケットなどがあり、売店ではうどんや団子、抹茶などが販売されます。最後に「餅投げ」(午後2時30分)をして3時で終了となります。
年1回公開の国師座像や手足のある起立ちだるまも必見!
見どころは、だるま祭だけではありません。同寺のシンボルである夢窓塔(永保寺開祖・夢窓国師の没後650年記念に建立された八角八層の中国風建築様式の塔)内に安置されている夢窓国師の座像も同日、年1回の公開となります。さらに、同じ境内の達磨堂には、全国的にも珍しい手足のある「起立ちだるま」(京都南禅寺の塔頭・慈氏院の仏像と同じもの)が祀られていて、開運や商売繁盛、無病息災(健康)などのご利益があるとされますので、こちらも併せて参拝されることをお勧めします。
東濃地方最大の公園墓地「達磨霊園」
同寺本堂の後方にあるのが、東濃地方最大級の公園墓地「達磨霊園」です。全区画が平坦な東南向きで、区画面積は2~15㎡までの6種類。墓地の近くまで車の乗り入れができる設計になっています。宗旨宗派は問わず、墓石の建立期限もありません。また承継者が将来不在になっても、永代供養墓「浄光塔」があるので安心です。周辺で墓地をお探しの方は、5月5日㈯のだるま祭に見学されるとよいでしょう。ここにお墓があれば、だるま祭に併せて、お子さんやお孫さんを連れてのお参りも可能となります。子どもたちの元気な笑い声が墓地に響けば、ご先祖様もさぞかし喜ばれることでしょう。