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知られざる霊園の魅力シリーズ

目次

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写真:大阪泉北霊園 陽光の丘(大阪府和泉市)

 

第1弾・大阪泉北霊園 陽光の丘(和泉市)

今回は、大阪府和泉市にある大阪泉北霊園・陽光の丘(平成23年開設)に注目したいと思います。その名のとおり、小高い丘の上にある見晴らしのよい公園墓地で、全区画に永代供養システムが導入されています。平成27年には永代供養付きの樹木葬墓地がオープンしました。最寄り駅は、泉北高速鉄道の光明池駅で、無料送迎バス(所要約5分)も運行されています。

もともと和泉国は石材業と縁のある土地だった

もともと大阪南西部(大和川以南)に位置する和泉国(いずみのくに)は、古くより石材業との関わりが深い土地として知られています。四国北部から淡路島、さらに大阪府と和歌山県を隔てる和泉山脈へと続く砂岩の地層があり、和泉国南部から採れる石材は「和泉石」「和泉砂岩」という名称で流通していました。現在の阪南市や泉南市、阪南郡岬町付近を拠点として全国で活躍した石工集団が存在し、彼らは「泉州石工」と呼ばれていました。石工集団の存在を示す最古の例としては、堺市の二本木山古墳の(くり)抜き式石棺と同市の(ちの)(おか)古墳(百舌鳥古墳群の一つ)の長持形石棺はいずれも和泉砂岩製であることが判明しています。ちなみに日本の三大石材産地は、愛知県岡崎市と香川県高松市(庵治・牟礼町)、茨城県(真壁・羽黒・稲田)ですが、このうち岡崎・高松の両産地における石材加工業は、泉州石工がその地に定住したことが始まりともいわれています。その和泉国(「和泉」という国名は、もともと「泉」の一字だった)の国府(奈良~平安時代に令制国の国司が政務を執る施設「国庁」が置かれた都市)があった場所が、現在の和泉市なのです。

大阪を代表する観梅スポットも

今年の春分の日は3月21日㈬です。まだ桜のシーズンではありませんが、同霊園の近くには大阪を代表する観梅スポットがあります。一番近いのが荒山公園(堺市南区、約1400本)ですが、見どころは2月中旬~3月上旬まで。少し足を伸ばして金熊寺梅林(泉南市、約2000本)まで行けば3月中旬まで伸びるので、運がよければ観梅を楽しむことができるでしょう。